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ぶっ飛んだ兄の話

兄も、私も、母も同じ病気だ。 正確に言えば、母と兄は同じ種類だが、私のがゆるいというか病気的には激しくない。 気分の波が著しく社会を振り回すのが前者で、そこまででなくとも波があるのが後者だ。 半年前、急に兄は鹿児島から就職で姫路に引っ越してきた。自転車で20分くらいこげば着くような所に越してきた。 しかし色々職場に不満があって結局辞めるようだ。 引っ越しで手伝った時振りに兄に会うと、目が爛々といていてバリバリの躁な感じだった。救いは、躁であるという自覚や自分は病気と一応認識していること。 あーこりゃキテルなと思ったのは、給料明細をおもむろに見せつけてこんだけ貰っていたというアピールをしてきた時と。運用資金を1億円貯めたら、会社を作ると言っていたことだ。 今はたまたま株の運用が上手くいって一気に増えているらしいが、近いうちに1億円溜まる見込みがあると堂々としているのが、危うい。 まぁ、躁は根拠のない自信が湧いて出るからもうしょうがないか。 まるでハムスターでも住みそうな床にゴミだらけの部屋でよく言えるなぁ、と片付けを手伝いながら思った。 もう、知ってたけど汚すぎる。自分では掃除はしないらしい。 掃除くらい自分でしろ!  と思いつつも……。 でも、うちの旦那さんも、家の掃除ほぼせんからな。将来こうなったらどうしよ……、私が子供とかできて入院してる間に家がゴミとかなってんのかな 苦笑 家に帰ったら、忙しくて多少掃除が行き届いていない部屋でも随分キレイに思えてほっとしてしまったよ。