香川に帰省した。
たった一泊、24時間程度の滞在。
姉家族に会うのは3年振りくらい。香川の墓参りも久々。
何となく、香川に帰るのが不安だった。
10月末くらいに精神的に崩していて、調子が戻るのかよく分からなかったから。
いつもだったら、不調になっても1週間くらいでだいたい元の調子に戻るものの、今回は調子が戻るのに2週間くらい掛かった。というか、戻ってもすこぶる調子がいいという感じでもない。
何となく憂鬱。気分が晴れやかではないな、といった具合。嬉しいことを感じるときの感覚が若干鈍っている感じがするし。
しかし、香川へ帰ることに対しての不安は杞憂だったようだ。
ふつうに久々に田舎に帰って、顔なじみの人たちに歓迎されるというのは楽しいものだった。
3年も経つと色々変わっていて、姉の髪が伸びてたり、義兄の歯が一本なくなっていたり、姪の姉のほうが仕事をしているせいか性格が落ち着いてきていたり、逆に姪の妹は昔に比べてすこぶる饒舌に喋るようになっていたりだとか。
姉宅にチワワが一匹増えていて、耳が痛くなるくらい散々吠えられた。延々吠えられるので、試しに追いかけまわしてみると、追いかけてる間は逃げるのに必死であんまり吠えなくなった。だから面白がって、リビングでそのチワワを散々猛烈に追いかけまわした。
でも、そのせいで私に怯えまくり、ずっと吠えられるようになった。あれは失敗だったな。
高校時代の友達とも3年振りに会った。美術館へ行ったのを機に(私は精神福祉手帳3級を持っているので、猪熊弦一郎現代美術館がタダになる。そして付き添いもタダ)、私の病気について打ち明けてみた。
そっから、HSP(繊細さんという奴)の話になったりして、色々話したなぁ。
まぁ、私は上手く喋れないのでほとんど聞き役だったんだけど、楽しかった。
香川で充実した時間を過ごしたあとだったので、思いのほか今日はうら寂しい気持ちになった。
次はもうちょいゆっくり帰りたいな。
最近、あんまり作品は書けてないけど、読むのは楽しい。
昨日帰宅すると、同文芸サークルの方のエッセイ本が届いていたので昨夜のうちに読了。
芥川賞受賞作品の、李琴峰の『彼岸花が咲く島』を明け方に読了。ストーリーや世界観が面白くて、ぐんぐん読めた。
これは百合好きの方におススメだわ。女性を意識するときのポイントに共感できて、ちょいちょいキュンキュンさせられた。
コメント
コメントを投稿